郡山ミートアップ/田村ツアー 開催レポート! 2018.12.19

フロンティア・ベンチャー・コミュニティ(FVC)は、福島12市町村での起業・副業・移住を考えている方を対象に、ミートアップ(説明会・交流会)・現地ツアーを開催しています。

ミートアップでは福島の現状や課題、地域での起業や事業展開に関する福島の先駆的な起業家の話をお聞きいただけるほか、起業に関心のある方々・支援したい方々とつながれる交流会にご参加いただけます。

本ページでは、12/15(土)-16(日)に実施した現地ツアーの様子を紹介いたします。ミートアップには郡山周辺にお住いの方々や東京からいらした22名が参加。ツアーはその中から11名の意欲あふれる方々にご参加いただきました。

ミートアップでは福島県内、田村市、川内村で起業/事業展開されている事業家がご登壇され、ここでしか聞けない話に会場は大いに盛り上がりました!

ミートアップ@郡山:開会挨拶・FVC紹介

開会挨拶として、RCF代表理事の藤沢烈より、フロンティア・ベンチャー・コミュニティ(FVC)についての紹介がありました。

福島沿岸部での起業・就業に向けて、ミートアップ・現地視察ツアーというオフラインイベントの開催や、HP・Facebookコミュニティページなどオンラインからの情報発信の他、クラウドファンディング会社CAMPFIREとの連携や起業型地域おこし協力隊の制度を活用して創業支援を行なうコミュニティであることを説明しました。

基調講演『地域資源を生かした事業に必要なこと』

一般社団法人東の食の会 事務局代表 高橋 大就氏

続いて、震災後に東北の食のプロデュースを行う東の食の会を立ち上げ、「サヴァ缶」や「アカモク」などのヒット商品や多くのヒーロー農家・漁師を生み出している高橋大就氏に、『地域資源を生かした事業に必要なこと』と題し、講演をいただきました。

ヒット商品を生み出した背景や、東北の食にかける想いをユーモアたっぷりに語っていただきました。それまでの値付けではありえない額の桃をどうやってつくり、バイヤーさんとともに消費者のもとへ届けたか。マーケティングの構造や東の食の会での基準、心がけていることなど、参加者は笑いと真剣な表情を交互に見せながらのあっという間の30分でした。

続いて、高橋氏に、コドモエナジー株式会社代表取締役社長 岩本氏、一般社団法人switch代表理事 久保田氏 が加わり、RCF藤沢をモデレーターとしたパネルディスカッション『起業家に聞く、地域の仕事のつくりかた~あぶくま地域の可能性』へと移ります。


岩本社長が、はじめて川内村へ訪れ、役場職員と自己紹介して3秒で工場建設を決めたという衝撃的なエピソードや、久保田代表が「ないならつくる!」という心意気でクリエイティブ会社を故郷・田村市に立ち上げたエピソードをお聞きします。

最後にSwitch久保田代表より、ミートアップ後のツアーについてと、ご自身が田村市に戻られてから感じる田村暮らしについてご説明いただきました。

リアルな地域の暮らしについて話していく中で、地域の可能性と、最後はハートで動くこと、というメッセージが届けられました。

プログラム終了後は、登壇者と参加者の交流会を開催しました。

登壇者の方々と参加者の皆様が熱い議論を交わし、福島を盛り上げていこう!という機運にあふれていました。

事業づくりツアー@ふくしま

田村市事業者さんツアー

ミートアップ後は、田村市・川内村での起業につながる事業形成ツアーです。

郡山市から田村市へ移動し、市内の事業者さんを回ります。

まずは「ヤブキレイハン」で、県内限定販売であり、かつ観光地として有名なあぶくま洞の水等地域産品を活かした『ふくしま愛す』をいただきながら、商品誕生秘話を伺います。パッケージに込められた思い、ふくしまへの「愛」あふれるお話でした。

看板商品の『ふくしま愛す』

続いて、おしゃれなカフェと見まごう「石川屋」で、事業複合展開している事業(本・薬・化粧品・エステのお店)について伺います。ここに飾られている店主が描く絵は一点もので、受注販売しているのだとか!

最後は地域のスーパー「ふぁせるたむら」で地域産品を見ながら(買いながら)、あぶくま地域の魅力を探ります。「田村特産品で健康成分が大注目されているえごまの商品はどんなものがあるか?」

地域概要説明@テラス石森

視察が終わった後は、廃校になった小学校をリノベーションしたコワーキングオフィス「テラス石森」へ。

川内村及び田村市の概要を、井出茂氏(川内村商工会)、松崎博志氏(田村市産業部商工課)からご紹介頂きます。

ツアー参加者がネット情報等から想像してきた地域イメージと、実際の地域のキーパーソンから伝えられることばと合わせながら、事業づくりのアイデアを再検討します。

周りも暗くなってきたころ、起業を検討する方、現地事業者と副業の検討をする方に分かれ、グループをつくります。明日はいよいよ本番!膝詰めで事業計画を練ります。

宿泊場所のスカイパレスときわに移動し、夕食と懇親会で英気を養いました。

事業づくり会議『ふくしまアクション!』

2日目は気持ちよく晴れた青空のもとスタートします。

まずは地元の事業者さんと行政の方からヒアリング。「ヤブキレイハン」「遠藤きのこ園」「かわうち屋」それぞれのグループごとに、解決したい課題と自分たちのスキルをどのように生かせるか、という視点でじっくり話し合います。

ヤブキレイハンの様子

遠藤きのこ園の様子

起業チームとかわうち屋の様子

 

ご自身で事業アイデアある方々と、現地事業者3社の事業ニーズに基づいた、副業兼業の仕事提案を行う方々に分かれ、中間発表・メンターによるブラッシュアップ・事業者さんからの質疑応答が行われます。

実際に現地事業者から想いや課題感、これまでの試行錯誤や解決の仮説を伺いつつ、参加者自身のスキルや考えをもとに提案内容を具体化していきます。

買い手側の視点に立っているか、とがっているか、川内村や田村市のためになるか…様々な視点で事業をブラッシュアップします。メンターの高橋氏、岩本氏から的確なフィードバックを頂き、時間があっという間に過ぎていきました。

最終発表と講評を終え、地域側ー参加者お互いに濃密な時間だったとコメントをいただきました。

今回のツアーをきっかけに、地域への様々なかかわり方や新たなつながりができ、アクションを起こしていければと思います!

FVC主催のイベントは今年度最後でしたが、引き続き福島県12市町村での事業実施(起業、事業展開、副業兼業等)の希望ある方には個別相談を受け付けております。

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★事業相談や創業サポートなどのお問合せはこちら:https://fvc-fukushima.com/information/