イベント開催レポート

2017.09.22

第2回東京ミートアップ開催レポート! 2017.09.19

フロンティア・ベンチャー・コミュニティ(FVC)は、起業を考えている方を対象に、ミートアップ(説明会・交流会)・現地視察ツアーを開催しています。ミートアップでは福島の現状や課題に関する報告、福島の先駆的な起業家・事業家のお話をお聞きいただけるほか、起業家や起業に関心のある方々・支援したい方々とつながれる交流会にもご参加いただけます。

来月、10/7(土)-8(日)に実施する現地視察ツアーにはバイオベンチャーで著名な株式会社ユーグレナの代表取締役社長出雲充さんも同行します!興味関心のある方は是非こちらで詳細をご確認ください。直接お申し込みされる方はこちらへ!

本ページでは、同ツアーに先駆け9/19(火)に東京で行われた第2回ミートアップ(説明会・交流会)の様子を紹介いたします。このミートアップではユーグレナの出雲さんに加え、川内村役場産業振興課の参事市川聡さん、一般社団法人東の食の会の事務局代表高橋大就さんがご登壇され、60名を超える方々にご参加頂きました!10/7(土)-8(日)のツアーへのご参加をご検討中の方は、まず本ページにてFVCコミュニティの雰囲気を感じ取っていただくことをおすすめいたします。

 

開会挨拶・FVC紹介

はじめに開会挨拶として、FVC賛同人・RCF代表理事の藤沢烈より、フロンティア・ベンチャー・コミュニティについて、活動や創業支援等基本情報についての紹介がありました。起業に向けて、ミートアップ・現地視察ツアーというオフラインのイベントの開催や、HP・Facebookコミュニティページを通じてオンラインからの情報発信の他、クラウドファンディング大手株式会社CAMPFIREや行政機関とも連携して創業支援を行なっているコミュニティであることを説明しました。

ユーグレナ出雲氏によるスペシャルトーク
「ミドリムシで世界を変える〜起業・地域事業の成功要因〜」

続いて、FVC賛同人であり、現地視察ツアー同行者であるユーグレナ出雲さんが登壇し、「ミドリムシで世界を変える~起業・地域事業の成功要因~」というテーマでのスペシャルトークがスタート。出雲さんからは、地域経済の活性化に向けて最初に必要となるのは、地域の潜在能力を結集してイノベーションを創出し、新事業・新産業を起こすこと、とお話がありました。さらにご自身が取り組んでらっしゃるユーグレナ社グループ会社による石垣島・竹富島の産業基盤の強化を通じた地方創生や地域の方々とのユニークな取り組みについてご紹介いただきました。

パネルトーク
「地域内外からみる福島での起業の可能性」

引き続き、出雲さん、川内村役場市川さん、東の食の会高橋さんがご登壇、RCF藤沢がモデレーターを務め、「地域内外からみる福島での起業の可能性」というテーマでのパネルトークがスタート。川内村役場の市川さんは、自動車メーカーで研究職を30年務めた後に、2年前から心機一転川内村役場に転職。川内村の強みを生かした未来の姿を語られました。「自然環境を生かした農業・食・観光を推進したい。新しい農業としてワイン・生食用のぶどう作り、酒米づくりなどを行い始めました。またいわなの郷を生かした交流人口拡大を図りたいと考えています。」

東の食の会事務局代表として6年間東北の農業に携わる高橋大就さんからは福島という地への熱い思いが会場に共有されました。

モデレーター藤沢と登壇者の間ではこんなやり取りがされました。

藤沢)「地域資源を活かすにはどのようにしていったらいいでしょうか。」

高橋)「地域資源を活かすにはしっかりと尖った部分があることが必要です。福島産の桃に東京の百貨店で50,000円を超える価格で売れたものがありました。もうバイヤーは福島の農産物の高品質に気づいています。花もしっかりマーケティング、ブランディングをやれば面白いと思います。左脳(機能性)と右脳(デザイン)と心(情緒的価値)を打つことが大事です。」

出雲)「地域に必ず研究開発法人・大学があります。そこには地元のものをずっと扱っている人がいる。地元の先生と研究して他にはない物を出せば地域が生まれ変わり、世界中から人が来る。素晴らしい研究があるところには世界中から人が来ます。」

会場との質疑応答では起業する際にはとても重要になるブランディングについての質問、そして福島を取り巻く大きな課題である風評被害についても正面から質問がされました。

参加者)「シェアハウス、農業体験ゲストハウスやっているがブランディングが得意ではありません。価値をどう生み出せばいいでしょうか。」

高橋)「日本のコトラーこと岩崎先生が言っているのは、砂漠に木を立てることと森に木を立てることどちらがいいか。メッキではないが、金を輝かせることができる。いかに尖らせるか。圧倒的な差異点を突き詰めることが必要です。先ほど話した福島産の桃は、ギネスレベルの糖度を実現しています。」

参加者)「化学メーカーに勤めているが、放射能の問題は直視しなければならない。まだ現状を知らない消費者がいる。風評被害をどのように払しょくしていますか。」

市川)「県として全数検査しています。安全なものを必ず出しています。川内村では村に来て食べてもらって、村民方が何の不安もなく食べているところをみて安心してもらう活動を行っています。」

出雲)「知識届いていないものに文句を言っても仕方がありません。見えないものだから怖いんです。科学的に正しいというところに乗っかり続ける方法は顧客に届きません。このことを私はミドリムシで学びました。それよりも気持ちの部分で賛同してもらうこと。科学的に正しいことと気持ちの面での賛同が中庸に来ないといけない。冷静に誰が悪いとかといった議論は現場では生きません。どれだけコミットメントしているかを顧客は見ています。」

 

現地視察ツアーの紹介

現地視察ツアーの行程や目的について市川さんが解説しました。工程はこちらをご覧ください。

交流会

一通りのプログラムが終了し、交流会の時間になりました。高橋さんの乾杯のご挨拶から始まった交流会では、参加者の皆様が高橋さんや市川さんと積極的にお話していらっしゃいました。また、参加者同士での交流も活発に行われました。同じ志を持つ方々の集まるミートアップは、起業を志す方々や地域課題に関心のある方々とネットワークを形成できる絶好の機会です。

ここまでお読みいただき、いかがでしたか?福島での起業に興味があるという方はぜひ現地視察ツアーに参加頂ければ現地の様子を実際に目で見ることができる上、出雲さんや現地案内人である川内村商工会会長の井出茂さんのアドバイスを受けることもできます。まずは一度足を運んでみてください!

★10/7(土)-8(日)の川内村・田村市ツアーの概要はこちら・お申し込みはこちら